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令和 2年10月20日決算特別委員会−10月20日-03号

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  1. 門真市議会 2020-10-20
    令和 2年10月20日決算特別委員会−10月20日-03号


    取得元: 門真市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年10月20日決算特別委員会−10月20日-03号令和 2年10月20日決算特別委員会                  令和2年                決算特別委員会記録開催日  令和2年10月20日(火) 〇会議時間 開会 午前10時00分 〜 閉会 午前10時17分 〇開催場所 委員会室出席者氏名出席委員(7名)  委員長  内海 武寿   委員長  大倉 基文  委 員  寺西 敬子   委 員   岡本 宗城  委 員  吉水 志晴   委 員   今田 哲哉  委 員  亀井  淳 ・欠席委員(1名)  委 員  中道  建 ・説明のために出席した者  副市長          下治 正和   副市長      三原 淳子  教育長          久木元秀平   副教育長     邉田  憲  企画財政部長       宮口 康弘   総務部長     大兼 伸央
     市民文化部長       水野知加子   保健福祉部長   重光千代美  こども部長        内田  勇   まちづくり部長  木村 克郎  環境水道部長       大矢 宏幸   会計管理者    溝口 朋永  行政委員会総合事務局長  小野 義幸   その他関係職員 ・職務のために出席した議会事務局職員  局長   岡 一十志   次長兼課長  丹路 保浩  主査   西脇  優   主査     東口 誉巳  令和2年10月20日(火)午前10時開会付託議案審査について 〔認定第1号「令和年度門真歳入歳出決算認定について」〕 〈総  括〉 ○内海武寿 委員長  ただいまから決算特別委員会開会いたします。  本委員会におきまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、委員会室でのマスク着用アルコール消毒液使用の御協力をお願い申し上げます。傍聴される皆様も同様の御協力をお願い申し上げます。また、換気のため委員会室の窓を開放しておりますので、御了承お願いします。加えて、おおむね1時間ごとに10分程度の休憩を取ることといたしますので御了承願います。  審査に先立ち、理事者皆様にお願い申し上げます。委員会記録作成上、録音を行いますので、答弁など発言に当たっては、私から指名後、起立し大きな声で明確にお願いします。なお、答弁に当たっては、所属、職位を発言の上お願いします。  また、携帯電話及びタブレット端末についてはマナーモードにしていただきますよう、よろしくお願いします。  それでは、本日は認定第1号の総括審査を行います。  なお、所管ごとに細部にわたる質疑は既に終了しておりますので、その点を踏まえて、質疑は簡潔にお願いいたします。 (質  疑)  これより、認定第1号に対する総括質疑に入ります。寺西委員。 ◆寺西敬子 委員  令和年度歳入歳出決算額推移分析についてお伺いいたします。  まず、令和年度決算において財政構造弾力性を示す経常収支比率が100%を超えておりますが、その点についてどのようにお考えかお聞かせください。 ◎北井 企画財政部次長  経常収支比率に対する考えについてであります。  本市経常収支比率につきましては、財政状況が急激に悪化した平成28年度決算で103.1%となって以降、4年連続で100%を超えるなど、財政構造が硬直化している状況ではあるものの、令和年度決算では平成30年度決算の103.3%から101.9%となり、1.4ポイント改善しております。  しかしながら、府内市町村平均及び人口規模産業構造により区分された類似団体平均と比較して高い水準で推移していることから、引き続き比率の改善を図っていく必要があると認識しております。 ◆寺西敬子 委員  次に、近年の本市歳入歳出決算推移とその分析についてお聞かせください。 ◎北井 企画財政部次長  近年の本市決算推移とその分析についてであります。  第2次行財政改革推進計画の着実な取り組みが実を結び、財政調整基金を取り崩さずに黒字を計上した平成22年度決算以降、東日本大震災影響等による景気の低下を受けて、市税減少局面にあった23年度から25年度までの間においては、財政調整基金を取り崩したものの、景気回復による市税増加局面にあった26年度及び27年度は、財政調整基金を取り崩すことなく黒字を計上しながら、まちづくり等の施策や国民健康保険事業特別会計累積赤字の解消を進めてまいりました。  しかしながら、平成28年度決算では、国勢調査による急激な人口減少影響により経常一般財源が対前年度比で約13億円減少し、財政調整基金の取り崩しを余儀なくされ、29年度及び30年度においても市税増加局面が続いているにもかかわらず、経常一般財源不足を補う形で財政調整基金を取り崩さなければ黒字を維持することが難しい状況となりました。  この厳しい財政状況を乗り切るため令和年度門真市健全な財政に関する条例を制定し、財政調整基金目標保有額、市独自の健全化条件及びその条件に抵触した場合の措置を定めたところであり、令和年度当初予算においては財政調整基金繰り入れない収支均衡予算を実現し、令和年度決算では法人市民税増加などにより財政調整基金を取り崩さずに黒字を計上するなど、本市財政構造において好転の兆しが見えてきたと考えております。 ◆寺西敬子 委員  令和年度については、平成30年度までと同様、経常収支比率が100%を超えているものの、平成30年度までと違い財政調整基金を取り崩さずに黒字を計上したとのことですが、経常収支比率財政調整基金との関係性について教えてください。 ◎北井 企画財政部次長  経常収支比率財政調整基金との関係性についてであります。  経常収支比率が100%を超えている場合、経常一般財源収入不足分については、主に財政調整基金繰入金のほか特別交付税、土地売り払い収入などの臨時的な一般財源収入を充当することとなり、令和年度決算では100%を超えている1.9%部分、金額にして約5億5500万円について財政調整基金繰入金以外の臨時的な一般財源収入を充当することで黒字となったものでございます。 ◆寺西敬子 委員  最後に、今後の財政運営についてのお考えをお聞かせください。 ◎北井 企画財政部次長  今後の財政運営についてであります。  今後につきましては、新型コロナウイルス感染症影響により、現時点令和年度にはおよそ12億円の市税の減収が見込まれるなど厳しい状況になるものと考えております。  また、現在実施されております国勢調査の結果によっては、今後、平成28年度決算と同様に経常一般財源が減少し、経常収支比率悪化要因となることも推測されますことから、当該調査結果も注視していかなければならないと考えております。  いずれにいたしましても健全な財政を維持しながら門真市第6次総合計画の実現に向けたまちづくりを進めるために、令和年度当初予算においても全庁一丸となって財政調整基金繰り入れない収支均衡予算を継続し、まちの成長と財政健全化の両立を図ってまいります。 ○内海武寿 委員長  ほかに質疑はありませんか。亀井委員。 ◆亀井淳 委員  決算事項別明細書の104ページ、105ページの庁舎管理(当直・清掃。駐車場等事務でお聞きしたいんですけども、市民部審査の中で市民相談の問題について取り上げさせてもらいました。さまざまな相談が寄せられると、十分な配慮をして対応してほしい、そのためにスペースをしっかり確保してほしいと求めたんですけども、本館、別館、それぞれ市民からの相談に対してどのような対応をされているのか、プライバシー配慮したスペースはどれぐらい確保されているのかお聞かせください。 ◎山口 総務部次長  基本的には各課の窓口で市民応対を行っておりますが、DVや人権相談などプライバシー配慮しなければならない課については、担当課相談室等設置しております。  また、個別の相談室がない部署におきましては、会議室等を活用するなどプライバシー配慮した形で対応しております。  今後におきましても必要に応じて柔軟に対応してまいりたいと考えております。 ◆亀井淳 委員  もう1点なんですけども、決算附属書類の193ページ、地域避難所案内板設置事業でお聞きしたいんですが、一昨年ですね、2018年の大阪北部地震とか、それから台風21号後、どのように避難所対策を強化されたのかお聞かせください。 ◎山口 総務部次長  避難所対策につきましては、2019年度から1避難所当たり避難所従事者を2名から3名に増員しており、また、避難所における環境整備として、指定避難所の体育館などに公衆無線LAN設置や大災害時に特設公衆電話設置し、避難者が安心して連絡・情報収集が行われるよう強化しております。 ◆亀井淳 委員  高齢者とか障がい者を受け入れる、その福祉避難所についてなんですけども、どのような取り組みをされてきたかいうことと、それから、新型コロナウイルス感染拡大で全国的に受け入れ体制が困難になっているわけなんですけども、避難者用のそういうスペースがですね、介護とか看護のところではマンパワー関係ではどうなっているんでしょうか。 ◎山口 総務部次長  福祉避難所につきましては、災害時における開設及び運営に関する協定を現在7社会福祉法人施設と締結しており、福祉避難所として受け入れ可能な施設と積極的に協定の締結を行うなど福祉避難所の確保に取り組んでおります。  また、現在、国において令和元年台風第19号等を踏まえた高齢者等避難に関するサブワーキンググループ検討が進められており、今後の動向に注視しているところであります。  委員質疑新型コロナウイルス禍において、大災害が発生すれば要配慮者受け入れについては、現状の施設では不十分な状況が予想されますが、本市における過去の災害考えますと対応可能な状況であると考えます。  しかしながら、常にリスクマネジメント意識をもってあらゆる想定の中で対応してまいりたいと考えております。 ○内海武寿 委員長  ほかに質疑はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認め、これで認定第1号に対する総括質疑を終了いたします。 (質疑終了) (討  論)  次に、本件に対する討論を行います。亀井委員。 ◆亀井淳 委員  決算認定について、反対の立場から日本共産党を代表して討論を行います。  1点目は、公立園最適化検討事業についてであります。  門真公立園最適化検討委員会での検討の真っ最中に、国道163号南北公立園を1園に再編との考えを押しつけたものであります。経過は大問題で浜町保育園を廃園にするとした基本方針は断じて認められません。  門真市では配慮を要する子どもたちが多く、公立園はそうした児童の受け入れを積極的に行い、公立ならではの特徴を生かし、さらに充実を図り蓄積された経験とノウハウを地域の全ての家庭の支援のために積極的に活用すべきです。  2点目は、旧第一中学校跡地建設予定の生涯学習複合施設建設を進めるに当たってサウンディング型市場調査についてであります。  民生所管図書館協議会委員からの民間事業者などのアイデアについて、具体例があれば教えてほしいなどの質問に、事務局よりサウンディング型市場調査意見を聞かせていただいた内容を御説明できたらいいが、具体的な内容提案書著作権のことがあり御提示できないと述べたことを紹介しました。  答弁を聞いてもどこでどんな過程でどのような話し合いを経て結果が導き出されたのか全くわかりませんでした。市保有地売却結論に至る経過について、市民議会も全く検証することができないサウンディング型市場調査は、今後、事業手法として使うべきではありませんし、今回の結論に至る経過が検証できるよう提案内容などを情報開示することを強く求めるものです。  3点目は、教育再生首長会議への負担金支出の問題です。  思想的な背景からも公費負担金を支出してもいいのか、同会議は特定の教科書選択が目的とする団体日本教育再生機構を事実上援助する団体であります。参加費用公費支出は違法で、教育中立性公平性を侵害していることを指摘しておきます。  4点目は、マイナンバーカードについてであります。  これまでからも指摘してきたように、マイナンバーカードについて政府は情報漏えいなどへの不安に応えずに、国民がカードを使わざるを得ない状況をつくり出すことは許せません。特にコロナ禍を口実に前のめりに事業拡大すべきではありません。市の独自利用についても容認できません。  5点目、国民健康保険事業では、府下統一国保の問題です。  質疑保険者努力支援制度保険料引き下げに使えるかと尋ねたところ、激変緩和措置期間中であれば可能、しかし、激変緩和措置期間中の活用については、激変緩和措置期間終了後は統一保険料率乖離幅が大きくなり、現時点において活用することは困難と答弁がありました。  結局、保険料引き下げには使うことができないものであることが明らかになりました。  また、減免制度への一般会計からの法定外繰り入れを国も認めているのに、統一化では独自減免を認めていません。都道府県単位になっても、各自治体の独自減免制度を廃止するなどあり得ません。一般会計からの繰り入れをすることは国も認めていることであり、大阪府のような異常なやり方はやめるべきです。市として府に市町村独自減免制度を認めることを強く要望することを要求しておきます。  6点目に、市民税国民健康保険料後期高齢者医療保険料滞納者に対しての制裁的な差し押さえはやめることを強く求めておきます。  以上で討論を終わります。 (討論終了) ○内海武寿 委員長  以上で、討論を終了いたします。  これより、認定第1号を起立により採決いたします。  本件認定することに賛成の委員起立を求めます。               〔起 立 多 数〕  起立多数でございます。  よって認定第1号は認定すべきものと決しました。  以上をもって本委員会審査事項は全て終了いたしました。  委員並びに理事者各位には、円滑な議事運営に御協力いただきまことにありがとうございました。  閉会に当たり、下治副市長の御挨拶があります。 ◎下治 副市長  委員皆様方には長時間にわたり、熱心かつ慎重に御審査を賜りまして、まことにありがとうございました。  おかげをもちまして、水道事業及び公共下水道事業剰余金処分案件の御賛同と合わせ、決算認定案件3件につきましても御認定を賜りましたことを重ねて御礼を申し上げます。  御審査の中でいただきました御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に当たり参考にしてまいりたいと考えております。どうか今後とも一層の御指導を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○内海武寿 委員長  これをもって本委員会を終了いたします。  午前10時17分 閉会                                 以  上                            決算特別委員会                            委員長 内 海 武 寿...